初心者必見!管理釣り場でのルアー釣りは簡単で誰でも楽しめる!

今回は、管理釣り場のイロハをご指南します。そもそも管理釣り場(管釣り)とはなに?まずはそこから始めましょうか。さぁ、釣りの初心者も、ベテランも…別け隔てなく楽しめる“管釣り(かんつり)の魅力”を発見して楽しみましょう!

初心者必見!管理釣り場でのルアー釣りは簡単で誰でも楽しめる!

管理釣り場での釣りについて学ぼう!

管理釣り場ってどんなところ?管釣りとは?

管理釣り場ってどんなところ?管釣りとは?

その言葉の通り、管理された釣り場(管釣り)、エリアのこと。どのように管理されているかというと、池や川の一部を仕切り、そこに釣りの対象魚となる魚たちを放流し釣り人に開放しているそんな釣り場のことを総じて“管理釣り場”と呼称する。略して“管釣り”だ。管釣りとは簡単に言うと釣り堀だが、より自然に近い状態で管理された釣り堀と言ったほうが良いだろう。

管理釣り場ってどんなところ?「河川型、ポンド型」

管理釣り場には主に2つのタイプが存在する。自然河川の一部をエリアで区切り、そこに魚を放流してアングラーに釣りを楽しんでもらう“河川型”。そして、人口池や自然湖、ダム湖に魚を放流して利用してもらう“湖(ポンド)型”だ。

管理釣り場ってどんなところ?「人造湖」

そのどちらもがある、オールインワンな管理釣り場も存在する。ちなみに湖型の場合、自然湖を利用するスタイル、人造湖を利用するスタイルの2つに分かれる。関東圏にはどちらかというと人造湖スタイルが数多く存在する。関西圏は逆に自然河川を利用した管理釣り場が多い。これらのフィールドに、駐車場、管理棟やバーベキュー施設、レストハウスなどを併設し、釣りを気軽なレジャーとして楽しんでもらうことができるように整えられているのが特徴だ。

どんな魚が釣れるの?

どんな魚が釣れるの?

さて、次は放流されている魚について解説しよう。特にルアー釣りの対象魚となり得るトラウト(マス類)を放流して釣らせてくれる管理釣り場が多く人気だ。トラウトを釣らせる管理釣り場のことや、この釣りのジャンルを“エリアトラウト”と呼んだり、(管釣り)“エリア”と呼んだりすることがある。

釣れる魚はニジマス、ブラウントラウトが主?

魚種はニジマス、ブラウントラウト、ヤマメ、アマゴ、イワナなどが主で、変わり種でブルックトラウト、イトウ、アメマス、タイガートラウト、ヤシオマス、ドナルドソンニジマスなどが放流されていることがある。マス類だけなくブラックバスを放流したりストライパーと呼ばれるスズキの仲間を放流したいるする管理釣り場もあるが、それは特殊と考えてよいだろう。海の管理釣り場も存在するが、今回、この記事では淡水域の管理釣り場(エリアトラウト)を前提に話をすすめていきたい。

利用するにはどれくらいの料金がかかるの?

利用するにはどれくらいの料金がかかるの?

実は、自然の湖、河川でも釣りをするためには遊漁券を買い求める必要がある。関西で1日3,000円から4,000円(ただし関西はシーズン券が5,000円から6,000円が相場で、1日券を買うよりお得)。関東では1日1,000円前後を支払って釣りをするのが基本ルールだ。

管理釣り場(エリアトラウト)の場合、より魚の放流量が多く、釣り人のための施設が整っていることもあり、それらの釣り場に比べると利用するのに料金設定は高めになるが、数時間単位、半日、1日と利用する時間によって料金は変動する。概ね、1日1人あたり4,000〜6,000円程度で楽しめるので、確実に釣れるということを考えればリーズナブルな料金設定といえる。仕事帰りに数時間だとか、午前中だけだとか、自分の余暇時間を有意義に使えるのも管理釣り場の魅力と言える。

釣った魚は持ち帰れるの?

釣った魚は持ち帰れるの?

持ち帰る尾数には制限があるところがほとんどだが、概ね、釣った魚は持ち帰ったり、管理釣り場内の施設で食べることができる。釣った魚を持ち帰る尾数分買い取るシステムなどもあるので、それらは利用する管理釣り場に直接問い合わせてみよう。エリアに放流されている魚は、非常に水のキレイな養魚場で飼育され放流された個体が多く、食べても美味しく、釣りの引き味も良い元気で厳選された魚が多いのも特徴のひとつだ。

シーズンは?

シーズンは?

管理釣り場(エリアトラウト)は、シーズンを選ばず気軽に楽しめる施設だ。夏場は水温の上昇でやや魚の元気が無くなってしまうが、それでも十二分に釣りは楽しめる。敢えてベストシーズンを上げると、秋〜春にかけて。管理釣り場で、最も人気の魚種であるレインボートラウトが元気イッパイ活動する時期でもあるからだ。

自然の河川は概ね、3月〜9月末まで釣りが楽しめ、10月〜2月くらいまでは禁漁と呼ばれる釣りをしてはいけない期間になる。だが、管理釣り場(エリアトラウト)として利用されている河川や湖にはそういった禁漁期間が設定されておらず、オールシーズン釣りが楽しめる。春から秋まで、そういった自然のフィールドで楽しんだ釣り人が、オフシーズンを楽しむのに管理釣り場(エリアトラウト)を利用するといった傾向もあることを付け加えておこう。

管理釣り場(エリアトラウト)デビューのための道具選び

管理釣り場(エリアトラウト)デビューのための道具選び

あなたは、釣りを今から始めようとするビギナーだろうか?それとも、バス釣りや海の他の釣りを楽しんでいて、管理釣り場(エリアトラウト)での釣りにトライしたいと考えている人だろうか?この、管理釣り場(エリアトラウト)の釣りは、実は非常に奥が深い釣り。なにせ、管理釣り場(エリアトラウト)を試合会場とした釣りのトーナメント(大会)などが開かれたりして、本気の釣り人が楽しんでいるという背景もある。

ただ臆することなかれ! 管理釣り場(エリアトラウト)は気軽にルアー釣りを楽しんでみたいと思われる釣りビギナーにも最適な釣り場だ。だが、もしはじめから道具(エリアトラウト タックル)を揃えるつもりなら、この遊びにのめり込んだときのために、専用の道具をチョイスすることをオススメする。

ロッド:5ft6in〜7ft前後のスピニングロッドと呼ばれる釣り竿を準備

ロッド:5ft6in〜7ft前後のトラウト用かつスピニングロッドと呼ばれる釣り竿を準備

5ft6in〜7ft前後のトラウト用かつスピニングロッドと呼ばれる釣り竿を準備しよう。中にはエリア用と銘打たれているモデルもあるので、予算に応じて選ぶと良い。バスフィッシングなどを楽しんでいて、この釣りをされる方も専用ロッドを揃えるのがベストではあるが、ライトリグ用のロッドや、ベイトフィネス用のロッドであれば無理なく釣りを楽しめるのでそれを流用することが可能だ。

ナチュラム厳選!おすすめロッド!

TURINGMONKEY(ツリモン)

【ナチュラム限定】【レンジャーシリーズ】鱒レンジャー Next CT40

もっと詳しく

ダイワ(Daiwa)

トラウト X AT 56UL・N(2ピース)

もっと詳しく

シマノ(SHIMANO)

23 トラウトワンAS S63UL(スピニング・2ピース)

もっと詳しく

リール:1000〜2000番とよばれるサイズのスピニングリールを用意

用意するのは、基本、スピニングリール。リールにはサイズを表す番手があり、1000〜2000番とよばれるサイズのスピニングリールを用意しよう。長くこの釣りを続けて行くつもりなら、リールは奮発することをオススメする。繊細な釣りをすればするほど、リールの性能というのが重要になってくるからだ。中価格帯にカテゴライズされるリール以上のものを購入しておけば、長く使える道具になるだろう。だいたい20,000円〜35,000円前後のリールが中価格帯と考えてよいだろう。

ナチュラム厳選!おすすめリール!

23 セドナ 1000
迷ったらコレ!

シマノ(SHIMANO)

23 セドナ 1000

もっと詳しく

ダイワ(Daiwa)

23レガリス LT1000S

もっと詳しく

アブガルシア(Abu Garcia)

カーディナルIII SX 1000S

もっと詳しく

ライン:管釣りビギナーならば基本のナイロンラインを選べば良い

次に準備すべきは釣り糸(ライン)だ。競技志向の人は、エステルラインと呼ばれる材質の釣り糸を選択することもあるが、管釣りビギナーならば基本のナイロンラインを選べば良い。ナイロンラインは使用するルアーに直接結ぶことができるので、扱いやすいラインだと言える。ラインには強度設定がある。管理釣り場とはいえ、釣れてくるサイズは50cmを超えることもある。となると3lb(ポンド)前後の強度を持つ、ナイロンラインをリールに巻いておきたい。

バス釣り経験者ならば、ライトラインと呼ばれる3lbでも、十二分に釣りを楽しめるだろう。少々ややこしいことに、釣り糸の強度表記にはこのlb(ポンド)という表記と号数表記がある。3lb=0.8号なのでそこを基準に購入していこう。ちなみに1lbは約453g。3lbということは、約1359gの重量が糸に掛かるまでは耐えてみせますよ!ということなので、頭の片隅に入れておくといいだろう。号は重量ではなく、糸の太さの単位になる。素材によって同じ糸の太さでも強度は違うということも基本知識として覚えておきたい。

ナチュラム厳選!おすすめライン!

バリバス(VARIVAS)

バリバス スーパートラウトエリア SVG(ナイロン) 150m

もっと詳しく
ナチュラム オリジナル ナイロン100m ナチュラルグレー 3lb/0.8号
迷ったらコレ!

ナチュラム

ナイロン100m ナチュラルグレー 3lb/0.8号

もっと詳しく

バリバス(VARIVAS)

バリバス スーパートラウトエリア ES2(スツー) エステル レモニー 80m

もっと詳しく

▼ ルアーとラインの結び方がわからない方はこちらの記事へ

ルアー:エリアのトラウトを狙うために作られたクランクベイトを用意

ルアー:エリアのトラウトを狙うために作られたクランクベイトを用意

さて、次はルアー。ひと昔まえは、管釣り用スプーンと呼ばれるルアーが管理釣り場(エリアトラウト)では必須品と言われており、ビギナーの入門用に用意すべきだと入門書には書かれていたが、今はエリアのトラウトを狙うために作られた、専用のクランクベイトを用意しよう。

クランクベイトとはプラスチック製の魚を模したルアーのこと

クランクベイトとはプラスチック製の魚を模したルアーのことで、リップと呼ばれる、そのルアーが潜る水深や動きなどの性格(性能)を決定付けるパーツと魚形状のボディが合体したものだ。クランクベイトと言えば、従来はブラックバスなどのターゲットを狙うために開発されたルアーだったが、成形技術の進歩もあって、より小型で精度が高く、なおかつしっかりとした、魚を誘い出すアクション(動き)を演出できる製品が発売されるようになった。このクランクベイトは投げてただ巻くだけで、魚を誘い出してくれるので、ビギナーにはもってこいなのだ。

投げて、ゆっくり一定の速度で巻くのがキモ!目安は1秒にハンドル1回転、もっと遅くするときは2秒に1回転をベースにアタリがなれれば、早く巻いたり…時折ストップしたり。とにかく扱いが簡単で釣れる!なので、ビギナーはまずエリアトラウト用のクランクベイトを購入して釣りをしてみよう。

管釣り用スプーンと呼ばれる種類のルアーも購入しておくとよい

あとは前述した管釣り用スプーンと呼ばれる種類のルアーも購入しておくとよいだろう。クランクベイトに比べて、少しだけ扱いが難しくなるが、釣れることには変わりない。こちらもエリアトラウト用と銘打たれ、様々なメーカーから発売されているので、好みの形や色で良いので選んでみよう。また、ミノーと呼ばれるルアーもエリアのトラウト用に使用されることが多いのでチェックしておこう。

ナチュラム厳選!おすすめクランクベイト!

カーディフ そことろ 30S
迷ったらコレ!

シマノ(SHIMANO)

カーディフ そことろ 30S

もっと詳しく

TIMON(ティモン/鮭鱒)

ちびパニクラSR

もっと詳しく

ダイワ(Daiwa)

プレッソ ワブクラ 30MR

もっと詳しく

ナチュラム厳選!おすすめスプーン!

シマノ(SHIMANO)

カーディフ サーチスイマー

もっと詳しく
ティアロ
迷ったらコレ!

TIMON(ティモン/鮭鱒)

ティアロ

もっと詳しく

TURINGMONKEY(ツリモン)

トラッタスプーン

もっと詳しく

便利装備:魚を傷つけないためのラバーネットは準備しておきたい!

便利装備:魚を傷つけないためのラバーネットは準備しておきたい!

管理釣り場(エリアトラウト)ではラバーネットを準備しておきたい。ラバーネットがあれば、釣り上げた魚を簡単に取り込むことができる。なおかつ、持ち帰る以上の魚を逃がす際に、魚体を必要以上に傷つけなくてすむからだ。これは実は、管理釣り場で釣りをする上でのマナーとも言われており心得ておきたい。場所によってはネットの貸出を行っているが、自身で準備しておきたいところだ。

それに付随して、リリーサーと呼ばれる、魚を触らずに釣り針を外せるグッズがあり、こちらもぜひ用意しておきたいところだ。あとはラインをカットするためのラインカッター、小さなルアーや多種多様のルアーを収納するワレットといわれる財布型ケースや、菅釣りに便利なロッドホルダー付きタックルボックスなど整理整頓が釣果を左右する。釣った後、魚を食べる場合は神経を締めて保存しておくと新鮮でおいしい魚を食べられる。あとは、寒い季節にハイシーズンを迎える管釣り。なので、防寒ウェアはもちろん、グローブ・防寒ブーツや帽子など釣りに集中するなら必須アイテムだ。また、偏光サングラスは水面の白光を防ぐだけでなく、ルアーが万が一目にあたらないように保護もしてくれるため、偏光サングラスをかけることをオススメする。

ナチュラム厳選!初心者でも使える便利装備!

管理釣り場で魚を釣ってみよう!

管理釣り場で魚を釣ってみよう!

必要な道具は揃えたけどどうやって釣ればいいの?ビギナーのためのテクニックを伝授します!

まずは釣る場所を確保しよう

まずは釣る場所を確保しよう

さて、管理釣り場(エリアトラウト)では、自分が釣りをする場所選びが重要になってくる。基本的に管理釣り場(エリアトラウト)の池や川には、たくさんのトラウトが放流されているので、何処で釣りをしても簡単に釣れてくれるが、人よりも数を釣りたかったり、大物を狙いたいという場合は、どういった場所が釣りやすいかということを理解しておくといいだろう。

河川の場合は単純だ。ずばり流れがしっかりとある場所を選ぼう。

河川の場合は単純だ。ずばり流れがしっかりとある場所を選ぼう。具体的には水が落ち込み泡立っている場所などだ。理由は簡単で、流れがある方が、使用するルアーをトラウトたちが偽物だと判断しづらくなり、釣れやすくなるからだ。あとは反転流だとか、ちょっとした水中の岩裏だとかという話になるがこれは次のステップとしておこう。

湖や池の場合も、実は川と同じで流れのある場所が一級ポイントになる。

湖や池の場合も、実は川と同じで流れのある場所が一級ポイントになる。湖型の管理釣り場には水を撹拌するための水車やポンプが設置されていたり、水質を維持するために河川から水を汲み上げたり、地下水を放出するパイプや水路などが設けられている。その流れ出しや水を撹拌しているような場所に、習性として魚が溜まりやすいのだ。そういった場所を狙いやすところが空いていれば迷わずそこで釣りをしよう。あとは池の角や、倒木周り、障害物や、池にある水深の変化点(釣り用語でブレイクやカケアガリと呼ぶ)などが分かれば、ぐんと釣果は上がってくる。

まずはルアーをキャストしよう、基本のキャスト・テクニック

まずはルアーをキャストしよう、基本のキャスト・テクニック

さて、兎にも角にも、ルアーをキャストしてみよう。初めてルアーをキャストすることになる人は、まずは前にルアーを投げることを意識すること。障害物を狙ったり、流れにルアーが入るように頑張る必要は無い。それらはキャストができるようになってからのステップになる。まず、スピニングリールのベール(上下するワイヤー状のパーツがリールに付いている)をカチリと引き上げ、中指でラインをグリップに挟み込み固定する。このとき、ルアーは竿先から少し糸が出て、垂れているような状態だとベスト。

ベールの返し方

ちなみに、このベールはスプール(糸が巻いてあるパーツ)から糸がスルスルと出ないように通常は止めておくもので、ベールを引き上げると逆に糸がスプールから出るようになる。中指でグリップなどに糸を挟み込むのはルアーを投げるときに、ベールが引き上げられていると、ルアーの重みで糸がスルスルと出てしまい、ルアーをキャストできなくなってしまうので、人為的にそうならないように指をストッパー代わりに固定する必要があるのだ。

後ろや左右を確認後ロッドを後ろに倒しすぎない程度に振りかぶり、ロッドの靭やかさを利用して前に振り出してみよう。このとき中指でグリップに固定していた糸を離してやろう。すると、ルアーの重みとロッドの反発力で前にルアーが飛んでいく。これがキャストの原理だ。キャストの難しさは、このとき、糸を仮止めしていた指をどのタイミングで離せばいいかだ。これは、練習して繰り返していけば、タイミングがわかるようになる。

ただ巻くだけで釣れる、ただ巻きというテクニック

ただ巻くだけで釣れる、ただ巻きというテクニック

ルアーが前に飛んで、着水したら返していたベールを元に戻し、目安は1秒にハンドル1回転、もっと遅くするときは2秒に1回転をベースにくらいにクルクルと巻いてやる。すると、ルアーはプルプルと振動しながら水中に潜っていくはずだ。その状態で、とにかく手元までルアーを巻いてやる。この基本動作、ルアーの使い方を“ただ巻き”という。ビギナーに最初に用意して欲しいとアドバイスした、トラウト用のクランクベイトならば、それだけで魚を誘う動きを自動的に演出してくれるので、魚が釣れてくれるのだ。まさにオートマチック!

ルアーを止めたり、フォールさせる

ルアーを止めたり、フォールさせる

ルアーのただ巻きだけでは、それを見せられている魚も学習し、最初は釣れていても、徐々に釣れなくなってくる。釣り用語ではこれを“魚がスレる”と言うのだが、こうなってくると少しだけ釣りが難しくなる。そこで、ルアーをただ巻きするスピードに変化をつけたり、巻いていて急に止めたりするテクニックを駆使すると途端に反応が良くなったりするのでお試しあれ。

おすすめしたクランクベイト以外のスプーンと言われる金属製の小さなルアーを結んでいる場合は、この止める動きで、反応が大きく変わることがある。このルアーは金属製なので、ただ巻きを止めることで、下にヒラヒラと沈んでいくのだ。このルアーを沈ませるテクニックをフォールと呼ぶが、このフォールというルアーの動きに管理釣り場のトラウトは良い反応を示すことがある。ただ巻きで魚がスレてきたら、ただ巻きのスピード変化。それでだめなら、止める&フォールで魚を誘ってみよう。さらに釣果が伸ばせるはずだ!

管理釣り場(エリアトラウト)で釣りをする場合の注意点

管理釣り場(エリアトラウト)で釣りをする場合の注意点

管理釣り場(エリアトラウト)は、釣りをするために多くの釣り人が集まる場所でもある。つまり、ルールが存在する。管理釣り場(エリアトラウト)ごとに決められたルールがあることがほとんどなので、来場したら、まず、そのルールを確認しよう。

主に設定されているのは、使用可能なルアーの種類、持ち帰るトラウトの制限尾数。利用時間、釣り針の形状などだ。記事の中でも持ち帰らない釣れた魚を、池や川にリリースする場合、なるべく魚にダメージを与えないようにとアドバイスしたが、管理釣り場では使用するルアーのフック(釣り針)について注意書きがなされていることが多い。

管理釣り場(エリアトラウト)で釣りをする場合の注意点2

釣り針には通常、カエシと呼称される、刺さると抜けにくくするための仕組みがあるのだが、管理釣り場でルアー釣りをする場合、このカエシが無い状態であることを要求されることがある。この状態をフックのバーブレス化と呼ぶ。管理釣り場(エリアトラウト)専用のルアーは元々、釣り針にカエシの無い、バーブレスフック(カエシのない釣り針)が装着されていることが多いのだが、万が一、持参したルアーのフックにカエシがある場合はペンチなどで、その部分を潰して使用する必要がある。

最後に、大事なこと。管理釣り場は自分だけが釣りをしているわけではないので、ルアーを投げるときに廻りの確認を怠らないこと。特に後ろに注意。確認を怠って、通行した釣り人に釣り針を引っ掛けてしまったという事故が実際に多発している。こういった事態を避けるためにも、キャスト時の確認はお忘れなく!

自分で釣った魚を串焼きにして豪快に食べよう!

自分で釣った魚を串焼きにして豪快に食べよう!

さて、釣った魚をどう調理する?ここはシンプルに串焼きで豪快に食べてみよう。臭みも少なく、釣りたてということもありトラウト類はこの食べ方が一番!?しっかり捌ければ後は塩をかけて焼くだけですよ!

▼ より具体的な料理の方法についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらの記事へ

まとめ

これだけは覚えておこう!
管釣りとは、川や池などの一部を仕切り魚を放流した釣り場
管釣りは、釣りビギナーに最適な釣り
釣れる魚はニジマス、ヤマメ、アマゴ、イワナが主
季節は秋〜春が旬も1年中楽しめる
釣るポイントは流れがしっかりとある場所が◎
管理釣り場ごとのルールが存在するため必ずチェックしておく

いかがでしたでしょうか?管釣りは、釣り初心者も、経験者も別け隔てなく楽しむことができ、また、仕事帰りに数時間だけ、午前中だけなど、自分の余暇時間を有意義に使えるのも管理釣り場の魅力。釣りをはじめてみたいなと思っている初心者にも釣れやすいためぜひチャレンジしてみてください。

他の魚も釣ってみよう!

協力:ルアーマガジンソルト編集部

ナチュラムオススメコンテンツ

To Top