ウォーターアクティビティの定番!SUP(サップ)をやってみよう!
SUP(サップ)とは、Stand Up Paddleboard(スタンドアップ・パドルボード)の略称で、サーフィンのロングボードのような大きめのボードに乗り、立った状態でパドルで漕いで水面を進んでいくハワイ発祥のウォーターアクティビティです。
海だけでなく川や湖など、さまざまな場所で、誰でも気軽にお楽しみいただけます。今回はSUPの魅力、楽しみ方をご紹介します。
SUPの魅力、楽しみ方
SUPは、特別な資格やライセンスがなくても、誰でも気軽に始められるウォーターアクティビティです。初心者には難易度の高いサーフィンとは違って、高度なスキルやテクニックも必要ありません。
また、SUPのボードは、安定感のある大きめのボードなので、バランスが取りやすく、初心者の方でも少し練習をすれば、すぐに立つことができるので1日あれば十分楽しめることも魅力です。
SUPは、海で楽しむイメージがある方も多いと思いますが、海だけでなく、湖や川のフィールドでレース、ウェーブ、クルージング、フィッシング、ヨガ等、様々な遊び方があります。
今回、ナチュラムでは川でSUPを楽しむリバーSUPを体験してきました。
海や湖とは違い、木々に囲まれ鳥や虫の声など自然を全身で感じられるリバーSUPは、他にはない体験でした。流れの緩やかなところではのんびり自然を感じ、自然の声に癒され、流れの激しいところではスリルを楽しみ、時には川に抱かれる(落ちる)ことも。それもまた最高に気持ちよかったです。
今回はSUPだけを楽しみましたが、湖や川のあるキャンプ場などでキャンプをしながらSUPを楽しんだり(SUPを行ってもいいか事前の確認は必要です)、今流行りのサウナテントで整ったあと、SUPで自然を感じながら楽しむのもオススメです。
SUPを行う際の必需品
SUPを行うにあたり、必要な道具をご紹介。必ず必要な道具になりますので、しっかりご確認ください。
- SUPボード:海や湖、川など、フィールドによって使用するSUPボードの種類が異なります。フィールドにあったSUPボードを選びましょう。
- パドル:パドルの長さは自分にあった長さに調整します。グリップ部分が手首の位置にくる長さに合わせましょう。
- ヘルメット:リバーSUPでは海や湖とは違い、岩などの障害物が多くあります。落下した際に頭をぶつける可能性もあるため、必ずヘルメットを着用しましょう。
- ライフジャケット:ライフジャケットは自分の身を守る大切なアイテムです。自分の身体に合うサイズを選んで、必ず着用しましょう。
- リーシュ:リーシュは自身の身体とボードをつなぐ道具です。リーシュは足首に結ぶイメージがありますが、フィールドにより身体につける箇所が異なります。流れが速く、岩などの障害物がある川では、すぐに外せるように腰に巻くタイプを使用しましょう。
- ウォーターシューズ:特にリバーSUPの際足元は、はだしやビーチサンダルではなく、河原を歩いたり岩場をよじ登れる、しっかりした滑りにくいウォーターシューズを着用しましょう。落水時の怪我防止にも有効です。
商品紹介
今回体験で使用したのはインフレータブルタイプのボードです。
ハードタイプは大きいため、家での置き場所や持ち運びなどのハードルが高かったりしますが、インフレータブルタイプは、空気を入れて膨らませて使用するので、使用しないときは空気を抜いて専用バッグに収納することができます。
置き場所にも困ることなく、持ち運びも楽々です。キャンプ道具と一緒に車に積めるのもインフレータブルタイプのオススメポイントです!
今回の体験で使用したボード
直進性、安定性、回転性、スピードのトータルバランスに優れたオールラウンド
幅広で安定性があり、短い全長で取り回しがしやすいフリーライド
幅広で安定性があり、細いスターンで回転性の高いリバースキー
大きなロッカーで小さなウェーブでも遊び易い、初・中級者向けのウェーブボード
モラルとマナー
SUPは初心者の方でも簡単に楽しめるウォーターアクティビティですが、危ない箇所も多数存在しています。まずは、ガイドツアーなどに参加し、基本技術を覚えてセルフレスキューができるようになってから、いろいろな場所に漕ぎに行きましょう。
また、すべての海や湖、川でSUPが楽しめるわけではありません。その日の天候などにも左右されるので、事前確認を必ず行い、安全な場所を選んで漕ぎましょう。
ルールを守り、ぜひSUPにチャレンジしてみてください。
体験でお世話になったHALAUさんのご紹介
最後になりましたが、今回のナチュラムスタッフがリバーSUP体験でお世話になったのは、多摩川上流御岳にある「River Base HALAU」さんです。世界レベルのガイドの方々にしっかりレクチャーしていただけるので、初心者の方にも安心です。
自然の中で思いっきり楽しみたい方は、ぜひ1度足を運んでみてください。