ベイトリール
ベイトリールはルアーフィッシングには欠かせないリールですが、初心者には扱いづらいというイメージがあります。
でも、基本さえしっかり押さえておけばマスターするのもそんなに難しくはありません。
それにベイトリールが使えるようになれば、ルアーフィッシングでの攻略の幅がぐっと広がり、いままでよりもっと面白くなるはずです。
ここではベイトリールについて初心者の方でも解るように詳しく解説したいと思います。
どうしてベイトリールは必要なのか
ベイトリールのことを説明する前にまずベイトロッドのことを説明したいと思います。ベイトロッドとスピニングロッドの大きな違いは、パワーがぜんぜん違うということです。このパワーとは、水の抵抗が大きいルアー、重いリグを使うために必用不可欠な要素であり、このパワーをサポートしてくれるのはベイトリールです。
ベイトリールはスピニングリールと違い、スプールに糸が自然な巻き方になっているため、糸はらせん状にならず、また、リールを巻き上げる時も力がロスなく伝わりやすいという特長を持っています。
と、言う理由から必然的にスピニングリール、ロッドでは扱えないルアーが出てくるのでベイトリールを使う必用が出てきます。
ただベイトリールを扱うには慣れが必用で最初のうちはほとんど釣りにならないかもしれません。釣りにならないというのは、キャスティング時に発生するバックラッシュ(実際にラインが出ている量より勢いのついたスプール部分が回り過ぎてしまう為、糸フケが出て絡まってしまう現象)がキャストするたびに発生するからです。しかし、扱えるようになると非常に重宝します。
1. キャスティングでコントロールがつきやすい。
2. ほとんどのルアーが使えます。ハードルアー系、ソフトルアー系、関係無く使えます。
ベイトリールの弱点としては、軽いリグ例えばノーシンカーワームリグ、軽いスプリットショットリグなどには不向きです。
しかし、ベイトリールをマスターすればあなたのルアーフィッシングは大きく変わることはまちがいありません。