このレビューが　参考になった　1人

このLｻｲｽﾞのﾒｲﾝﾎﾟｰﾙは、通常ｻｲｽﾞと違いﾎﾟｰﾙが最も湾曲する部分の5本がﾍﾞﾝﾀﾞ加工（予め曲げ加工がされている）されている為、
何も考えずにﾎﾟｰﾙをつないでｽﾘｰﾌﾞに差して立ち上げると、その5本のﾎﾟｰﾙが綺麗な弧を描きません。
（通常ｻｲｽﾞは2本しかﾍﾞﾝﾀﾞ加工されていないので、普通に建てても問題ないようです）

ﾒｰｶｰに問合せたところ、後でそのﾎﾟｰﾙの向きを微調整する必要があるとの回答でした。

取扱説明書には、そのような手順や注意書きが全くなかったので、すごく残念です。
おそらく初心者の方では、綺麗な弧を描いて設営するのは、難しいと思われますので注意が必要です。

上記のような欠点はありますが、下記の良い点もあるので、参考にしてください。

・ｲﾝﾅｰの高さが165cmあるので、身長170cmの自分でも腰をかがめることなく着替えができます。
・ｲﾝﾅｰの天井のﾒｯｼｭ部が通常ｻｲｽﾞの2倍くらい大きいので、夏場でも割と快適に過ごせそうです。
・とにかく広いです。以前、ｺｰﾙﾏﾝの300ｻｲｽﾞを使用しており、ﾛｺﾞｽのぴったりｸﾞﾗﾝﾄﾞｼｰﾄを使用していました。
　以前は、ｸﾞﾗﾝﾄﾞｼｰﾄのﾋﾓをﾎﾟｰﾙを差すﾋﾟﾝの部分のﾘﾝｸﾞに結べましたが、このﾃﾝﾄはﾋﾟﾝに結べませんでした。
　実際に測っていませんが、ｺｰﾙﾏﾝの300ｻｲｽﾞより5cm程度は大きいと思います。
　我が家は、中学生（身長160cm）と小学生2年と4年の5人家族ですが、荷物を置いてもまだ余裕があります。

先日、ｽﾉｰﾋﾟｰｸｽﾄｱに展示していたので設営方法を聞きに行きましたが、担当者もﾎﾟｰﾙの波打ちを
認識していました。立ちあげる前のｽﾘｰﾌﾞに通した時にﾎﾟｰﾙのねじれを修正する方法しかないと
言っていました。
しかし、ﾎﾟｰﾙを立ちあげる時にﾎﾟｰﾙがねじれる可能性があり、綺麗な弧を描くことは
不可能だと思います。ましてや、ﾎﾟｰﾙを立ちあげた後でねじれを修正することは、ﾃﾝｼｮﾝがかかっており
ｽﾘｰﾌﾞ内でねじれているので、無理です。
実際に展示されていたテントもねじれたまま設営されていたので、非常に残念でした。