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「Rapara Xrap8(以下「8」と呼ぶことにする)」との比較をレビュー内容とする。

　同じ強さ、速さでラインを捌いてジャークをさせた場合に両者には違いがある。
どちらも斜め上に跳躍するような動きをするのは同じだが、本商品は「８」よりも、その跳躍するような動きの幅が狭く、やや直線的である。
同じ速度、間隔でリーリングをした場合にも両者には違いがある。本商品は「８」に比べてロールする動きの間隔が広く、長い。これは水草をフックが拾ってしまったときなど、とくに顕著である。本商品の方が「８」よりも水を押す力が強いといえるし、しっかり泳ぎ、動きが大雑把であるといえる。

「８」との使い分けとしては水に濁りが入って、魚信が途絶えたときなんかに、サイズとアクションを分かりやすくする目的でこちらを選択するということが有効であると思う。

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以下はすべて個人的感想である。

　本商品と「ラグゼ　レイカー 554(五年ほど使用しているが、腰の抜け方は軽い。)」を比較した結果をレビュー内容とします。
使用するルアーはツネキチのハマミノー86、109(前者をA1、後者をA2とする)とRaparaのXrap8、10(前者をB1、後者をB2とする)、よくあるフットボールラバージグの7.5gと10gにサターンワーム4incをトレーラーとしたもの(前者をC1、後者をC2とする)です。

A1.A2.B1.B2に於いて強めのジャークの際のティップの入り方で、本商品のほうが浅いことが分かる。このことはロングステイ直後の次のジャークでアタリを感じようとする際に違和感となる。

C1.C2をずる引きした際に感じる底や、そこに乗っている物とC1.C2との接触による衝撃の感覚が、本商品だと、よりくっきりとして感じられる。

すべてのルアーの使用に於いてバットで溜めてフッキングする際のフックと魚の接点にかかる衝撃が、本商品だと無駄なく直線的に発生しているように感じられる。要するに魚の口の、軟口蓋ではく硬口蓋がフックアップポイントであっても、しっかりと針掛りさせられる気がする。
以上のことから、本商品は比較対象と比べて張りの強い竿であるといえる。

感度について付足すと、マシンガンキャスト２号を使用してC1，C2をずる引きしていると上で述べた傾向が明確に感じられた。マシンガンキャスト３号を使用して同じことをすると、上で述べた傾向がやや緩慢に感じられた。

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　季節を問わずに釣れるルアーです。港湾、堤防、河川の黒鯛、シーバスや、ため池の雷魚、ブラックバス、鯉などがよく釣れます。稀にソイや鯰も喰ってくることがあります。

使い方としてはキャストごとに二回前後のトゥウィッチと５秒から３０秒のポーズを、どちらもしっかり入れてやることを意識して使い続ければ、その日の魚の食い方を見つけていけます。
気をつけることはキャストしたら無闇に強く操作しないことと、回収して次のキャストに移るまではポーズの間隔を早めないことです。
　
　改善してほしいとも思わないが、気に入らない点は塗装がはがれ易いことと、ラインアイが弱い負荷でも変形してしまうこと、ボディが比較的薄く柔らかいために歯がしっかり生え揃った５０程度の雷魚に咥えられると、フッキングの具合によってはその歯で穴を開けられてしまうことです。とはいえ各パーツの総体として、このルアーの最大の有効性である瞬間移動するようなかっこいいダート性能が発揮されるのだろうから、それらも必要な要素であるのでしょう。

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近所の川にちょっと遊びに行こうという場合によく働いてもらっています。
3lbのラインに3ｇのスプーンでウグイからバス、５０cmくらいの鯉まで無難にやり取りできます。
おすすめの竿です。