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届いたその日（’13年3月中旬の土曜）に、某山上湖にて、
子どもの頃から憧れだった40cmクラスのトラウトを初めて釣ってしまいました。
そんな幸運の竿なので客観的に見られる訳がないのですがｗ　まずは冷静に、欠点と感じたところを挙げます。

●リールシートのロックがちょっと甘い。
　丸アブを使うと、リールフットも金属、リールシートも全て金属で、遊びがまったくないせいか、緩むことが多かった。
　ガキッと強く締め込むと、食いついたように留まったが…。
●折れそうな予感がしてしまう高弾性。
　手にした瞬間、軽い！と驚いた。振ってみると、シャキッ、パリッとした強いハリ。
　十分に胴に乗るアクションだけれど、戻るスピードが速い（高弾性？）という感じ。
　その分、枝などにぶつけてしまうとパキンと簡単に折れてしまうのではないかと心配。まあこれは勝手に心配しているだけですが…。

あえて欠点を挙げてこの程度。15年も前のダワンダワンの竿をずっと使ってきたので、ブランク性能には目を瞠ります。
軽く、ブレず、軽いものから重いものまでスパッとルアーが飛んでいきます。当日は7gのバルサラパラから22gのスプーンまで投げましたが、
MAX24gという表記は控えめのようで、22gのスプーンをフルキャストしてもまだまだ余裕を感じました。

個人的には、ブランク塗装とスレッドの色が大変気に入っています。
ブランクは普段は黒っぽい印象ですが、日が当たると、ちょっとレトロなフライロッドのようなブラウンであることが分かります。
http://2ch-dc.mine.nu/v4/src/1364456880729.jpg
http://2ch-dc.mine.nu/v4/src/1364456837462.jpg
リールシートのウッド部分もあたたかみがあってグッド。

この長さ、このスペックのトラウトベイトロッドというのは本当に選択肢が少ないですが、いい竿に出会えました。
冒頭の1匹だけで買った甲斐がありますｗ

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ずばり言います。
「左右巻き替え変更可能」とありますが、左巻きに変更するのはお勧めできません。
前の方も書いてますが、とても回転が悪くなります。

右巻きのままでしたら、その問題はありません。
巻き心地、ドラグの利き、滑り出しのスムーズさ、機能的に問題ないです。
デザインもなかなか高級感あり。
分かった上で購入してほしいリールです。

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気になるグリップ力ですが、ざっくり平均点を言い切ればフェルトソール10に対して7、という感じでしょうか。
ちまたでよく言われているように、水苔のあまり付いてない水質のきれいなところであれば、
フェルトソールとほぼ同等のグリップ力を発揮します。
ただ、よどんだりしていて苔が付着しているところは多少、ヌルッといきますね。
さらに、注意が必要なのは、ソールのエッジのみが着地しているとき（足裏の全面が密着していないとき）です。
苔が付いていない岩でも意外とスカッと滑ります。
まあエッジだけならフェルトだってグリップしないのですが…。ヌッ、ヌヌヌッと挙動を知らせるように滑り出すフェルトと比べ、唐突でヒヤッとします。

とはいえ、メリットは多大でした。
１　乾きが早い。釣行後水洗いして5時間ほど陰干しするだけで部屋にしまえるほどまで乾きました
（4月中旬、晴れ。最高気温20℃弱、湿度40%程度の環境にて）。
２　入渓までの斜面の登り降りでしっかりグリップしてくれる。こちらはフェルト5に対して10、という感じ。

とくにメリット2は絶大でした。
入渓地点で、シダや倒木の斜面を3点確保しながら這い降りたり、脱渓地点が意外と急斜面で手こずったり…ということが自分にはよくあるのですが、
そんな場所でもほぼ登山靴と同じ感覚で登り降りできます。
あと、増水して岸際の草（アシなど）が水没している上を歩く場合も心強いものでした。
フェルトは陸上や濡れた草の上でのグリップ力はまったく期待できないので…。

総括すると、鮎がいるような中流域では使う気はありませんが、
山岳渓流ではデメリットを補って余りある能力を発揮してくれます。
たぶん、使い続けます。いいものを買いました。

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「約1秒ほどのテスト発射をしてみることをお勧めします」とあるので、
一級河川の河原で風向きなどを確認の上、やってみました。
バスッ！　けっこうな衝撃です。
1秒も撃たず一瞬で止めましたが、赤い気体がびっくりマークを横にしたような形になりながら、
瞬時に5ｍほど先まで届きました。
その後は風に流され、ふわっと霧散していきました。
撃ったガスの広がり方は、5ｍ先で直径60〜70cmぐらい。結構するどい感じです。
焦って手元が狂ったら標的を外れるかも？　しかし、曳光弾のように軌跡がよく見えるので方向修正は簡単そうです。
9秒間発射できるとあるので、熊やイノシシの1匹ぐらいはなんとかなるでしょう。
使わずに済むことを祈りつつ、熊鈴と一緒に渓流釣行に持って行きます。

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ここのところ、2500cと1500cを立て続けに合計3台買ってしまいました。
子どもの頃の渇望って噴出するものなんですねｗ

ところで、銀と黒を買って気付いたことを一つ。
黒は、磨きすぎると細かな傷が付くみたいです。
人工光源下や曇り空だと分かりませんが、直射日光に照らしてみると、細かな傷で（すごくほんの少しですが）白っぽくなっているのが分かります。
車の塗装と同じですね。
購入して1回使用後のオイルアップの時に気付いたので、ティッシュペーパーやウエスで拭いただけでも付くみたいです。
まあスウェーデン人はそんなこと毛ほども気にしないのでしょう。自分も実用品のつもりで買ったのでガンガン使います。＾＾
コレクションのつもりで買う人は、気を付けた方がいいかもしれませんね。ご参考まで。

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基本いつも左巻きで（スピニングも国産ベイトも）、オールドアブのみ右巻きでやっていますが、今回、左巻きのコイツをゲットできたので、さっそくインプレしてみます。
流れのある河川中流域で、サツキマス狙いでの使用です（ちなみに右利きです）。
まずキャスト。パーミングしたまま心地よく投げられます。
意識しなくても、ロッドのトリガー部分を薬指と小指（または中指と薬指）の間にはさみ、親指はスプールへ…というポジションに、自然となりました。
キャスト後、ちょっと持ち替える必要性は感じられませんでした。
大きさもちょうど野球のボールを握るような感覚で、自然にリールを左へ倒し、気持ちよく投げられます。

ただ河川でミノーを早巻きしようとすると、さすがにこのローギアでは忙しいですねｗ（右巻きでも同じことですが…）　利き手ではない手ではリズムが合いませんでした。
まあこのあたりは慣れの問題でしょうし、ハンドルを付け替えてもリズムが変わってくる気がします。
遅まきのスプーンのときはかえって扱いやすく、最高のリーリングフィールでした。

まだ1回だけのインプレですが、右巻きには右巻きの、左巻きには左巻きの味があることを再認識しました。

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フライリールは安物で構わない方なので、マーチン・クラシック（クリック式）というのをサイズ違いで揃え、
使い回してきましたが、今回初めてドラグ付きのコレの＃3を買いました。
値段の割に高級感あります。黒いツヤがうつくしいｗ
なによりも糸を引き出すときの音が静かでありがたい。クリックの逆転音は快感ですが、小渓流ではキャストレンジを変えるたびカリカリ音を響かせるのも気が引けたりします。巻き取る時の音も抑制的で上品。
コスパでいえば十分満足しています。

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小学校の時に買ったダイワ・ファントムと、無印05カルカッタ51を持っています。
1500cは昔憧れたリールでもあり、実釣性能は期待せずに、ぶっちゃけインテリアのつもりで買いました。
ところが…。2日間、カルカッタと比較テストをしてみたところ、正直その性能に驚いています。
シャッドラップ7cm（7g）、POP-X（1/4oz）などがストレス無く投げられます。ストレスなく、というよりも、気持ちよくかっ飛んでいきます。そして、同じ竿で何度も試してみたのですが、カルカッタ51と飛距離の有意な差はありませんでした。
私はバス釣りではこれ以上軽く小さなルアーを投げることはまずないので、非常に満足しています。
遠心ブレーキはノーマルのまま、メカニカルブレーキは一番締め込んだ位置から90度緩めた状態、
購入後、いったん分解してから古いグリス拭き取り→同封の純正オイルを取説通りに注油、での結果です。