虎豹

ジャクソンのシリーズ中、もっとも魚がバレないと謳われている『虎豹』ですが、正にその通り！！ 購入後、さっそく近くの管理釣り場へ・・・。　 『虎豹』がもっとも得意とする表層を狙ってみると、ついばむ様な超ショートバイトもオートマチックにフッキング！！　そして、しなやかだけど粘りのあるブランク特性が魚をバラす事なく確実にキャッチさせてくれるんです。 ロッドのバランスも非常に良く出来ている為、軽いリールでも重いリールでも問題なく装着できると思います。 このロッドのシリーズは『表層、中層、ボトム、レンジコントロール』と特化したモデルとしてリリースされていますが、僕はこの『虎豹』をショートバイトが多発する際の『中層～ボトム付近』にも使っています。 ハイプレッシャー時、ショートバイト多発時における『虎豹』のスゴさは使ってみなけりゃ分かりません！！ ぜひ手に取って経験してみて下さい！！

早速、管釣りで丸一日使用してみました。 スペックにＥｘ．Ｆａｓｔとありますが、全くＦａｓｔとは感じませんでした。 トップセクションが思いのほか太く、風の影響を受けやすい。 トップセクションに重量感があり、高弾性カーボンのようなシャキッとした素材ではなさそうなので、一度ティップが振動したらボヨンボヨンとなかなか収束にくい。 キャストについては、トップセクションの自重の反発りょくで超軽量級のルアーを飛ばすといった感じで、力まなくてもそれなりに飛距離が出ると感じました。また、コンパクトでシャープに振らなくても、ブランクの持つ固有振動とでも言ったらいいでしょうか、ゆったりとキャストできるので長時間キャストする場合は気疲れしないのかもしれません。 手の大きい自分とって、他社に比べて若干太目のグリップはとても手の平の中でグリップが遊んでしまうことなくとても使いやすいです。また、ＥＶＡは汚れが目立たなくていいと思います。 ＨＰにトーナメントに勝つためのロッドと書いてあるので、とても神経質で、ユーザーを選ぶロッドかとある意味において期待していたのですが、 ピーキーな所は感じられず、普通に楽しみながら使えるロッドだと感じました。