バラマグナム 11 BMAG11

barraーmagnumのbarraは、勿論barramundiの意味でしょう。 近年、日本でも海外遠征組に人気の高い、バスタックルで狙える至高の ゲームフィッシュ、barramundi。その名を冠したとなれば、最近やや 粗製濫造気味のラパラ社開発陣が、久し振りに本気になったと考えて良い のではないでしょうか。 ボディーは、狩野川の大物シーバス・ハンターに愛用者の多い昔からある フローティーング・マグナム11ｃｍと同型です。但し、材質がハードウッド に、リップの形状がＤＤタイプにそれぞれ変わってます。 重心移動はありませんが、ハードウッドの重みとＤＤリップにより、手頃な 飛距離と素早い泳ぎの立ち上がりが備わってます。それ程潜るわけではあり ませんが（通常使用で２ｍ弱ぐらい）、引き重りを伴う、カクカク感のある wigglingです。 正直に言って、太目のシルエットとカクカク泳ぎでアピールはかなり強く、 魚影の薄いポイントでスレた魚を狙うにはどうかと思います。しかし、丈夫な 造りで泳ぎも含めて信頼性は極めて高そうですので、装備の限られる遠征には、 汎用性もあり向いています。 今回はＧＦＲとＮＰを２本づづ購入しました。どちらも、写真では分かり辛い ですが、フルペイントではなく、ホイルが貼ってあり、またアイのリングは 打ち抜き仕様、フックもフローティング・マグナムより小型高品質化されており、 開発陣の本気さが感じられます。 しかし、新色はどうでも良いですけど、伝統色のＧＦＲに「ごま塩」の様な 黒いブツブツ模様を散らしたのは、どんなもんでしょうね。ＧＦＲは３０年以上 使ってますけど、ちょっと抵抗があります。 あと、ラパラにしては、値段が高い。（笑）