ハイランダー ダウンシュラフ
ハイランダーのシュラフ(寝袋)の中でも、高品質ダウンを使用したラインナップ。
それぞれ使用下限温度や特徴が異なるので、比較表をもとに最適な一本をお選びください。
ダウンシュラフ ラインナップ
※1 ダウンシュラフと同等のダウンボール、フェザーを使用していますが、フェザー比率が高いためフィルパワー値を測定できません。
マミー型と封筒型の違い
シュラフ(寝袋)には形状によって、一般的にマミー型または封筒型に分類されます。
マミー型
名前の通りミイラのように全身を包み込むかたちをしています。体との密着度が高いため暖まった空気が動きにくく、同一重量では封筒型よりも高い保温力を持ちます。
また首元が開放されていないので、寝返りなどで冷気が侵入しにくくなっています。
封筒型
一般的な布団に近い形状をしています。寝袋の中でも体を動かせるので、初心者でも使いやすくなっています。
またファスナーを全開して、大きく開くことで温度調節を行いやすいのが特徴です。
羽毛比率(ダウンとフェザー)の違い
ダウン(羽毛)とは主に水鳥の胸の部分のことを指し、タンポポの綿毛のような形で芯がなく柔らかい素材です。細かく枝分かれしており表面積が大きいため、たくさんの暖かい空気を留めておくことができます。
フェザー(羽根)とは、皆さんがよく目にする羽根の形をしているものを指します、ダウンと比べると芯があるため弾力性に優れています。
ダウンのみでシュラフを作ると保温能力は高まりますが、やわらかすぎでフニャフニャのシュラフになってしまいます、
そこでフェザーを混ぜることでボリュームをもたし弾力性のある製品に仕上げるのです。
フィルパワー(FP)について
フィルパワーとは、28.4g(1オンス)の羽毛に一定のおもりを乗せたときの体積を立方インチで表した数値です。
どのくらい膨らむかを示したこの数値が高いほど、ダウンが保持する空気の量が多くなり、より暖かい良質なダウンということになります。
ダウンシュラフの構造
シート状の化学繊維綿と異なり、ダウンは小さな羽毛が集まっているだけなので、そのままだと片寄ってしまいます。
偏りを解消する方法としてダウンを封入する空間を小さく分けるのですが、その構造が大きく分けて2つあります。
各部機能
ハイランダーのダウンシュラフは細かな部分にも暖かさをキープする機能を搭載し、アウトドアでの睡眠をサポートします。
ショルダーウォーマー
マフラーのように首元を包みこみ、シュラフ内の温まった空気が顔部分から外に逃げるのを抑えます。
ドラフトチューブ
外気によって冷たくなったファスナーが体に直接当たるのを防ぐとともに、ファスナー部分からの冷気の侵入を抑えます。