カヌーの種類
もともと「カヌー」は人間が生きていくために作られた乗り物というか道具というか、そうゆうものだそうで、アラスカではカヌーでアザラシを狩っていたそうです。 アザラシの肉はイヌイット最大の淡白源で生肉をむしゃむしゃ食べているのをテレビで見たことがあります。
今では「カヌー」というと、乗って遊ぶものかオリンピックでもおなじみのスポーツカヌーというイメージがありますが、どうでしょう?今回カヌーに興味を持たれた方も既にカヌーを乗りこなしている方も考え方を少し変えてみて「カヌーは人間が生きていくために作られた道具」というのを頭の片隅において乗られてみては・・・。そうすることによって今まで目に見えなかった川の周りの自然や川の美しさなどに気付き(今の日本ではなかなか無いですが)、野生の血が騒ぎだし、ついパドルを漕ぐ手にも力が入るでしょう。
カヌーの種類ですが、かなりあります。大きく分けるとまずインフレータブルカヌー(これはゴムボートのカヌー版)それからオープンデッキ(カナディアン)これはタンデムで乗ることが多く、荷物もたくさん乗せれるかなり幅の広いカヌー、次はファルトボート、これはコンパクトに分解できて車のトランクに入るくらいの大きさになります。主にソロツーリングやロングツーリングに使われることが多いです。それとポリ艇、このポリ艇にもいろいろ種類があり、プレイボート、ツーリング、シーカヤック、まだまだありますがここでは大まかに解っていただければいいと思います。詳しい説明は次章カヌーの構造でイラストなどを交えて説明したいと思います。
目次
第一章 カヌーとは・・・
・カヌーの種類
第二章 カヌーの基礎知識
1. カヌーの構造
2. なぜそんな形なのか
第三章 カヌーの選び方
1. 用途によってカヌーも変わる
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