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第四章 ダッチオーブン

 ダッチオーブンはアメリカを代表する優れもの調理用具です。 なんといっても煮る、蒸す、焼く、その他色々な調理方法が取れ 、最大の特徴は本体の大きさを変えると、重ねて使える特徴を持っています、一段目はローストチキン、二段めはパンを焼く等 、工夫次第であなたのキヤンプクッキングレシピが増えます。 ぜひダッチオーブンクッキングにチャレンジして下さい。

代表的なメニュー
 ローストビーフ、ローストチキン、パン、スコーン、ピザ、焼きいも、チリビーン、etc...


ご使用前のお手入れ方法
* 本体は最初、錆止めのためにワックスでコーティングされていますので、スポンジを使って中性洗剤で洗い流してください。


慣らしの方法

慣らし(シーズニング)はダッチオーブンを熱に対して強くし、ひょうめんの微粒子を油で埋め、焦げ付きにくく、錆びにくくします。

フタ
1. 表と裏に無塩油(オリーブ油等)をペーパータオルでまんべんなく薄く塗ります。
2. ガスコンロにかけます。 火加減は弱火でじっくり・ゆっくりと表裏それぞれ1時間熱します。
3. 終わったら、自然に冷まします。(絶対に水をかけたり衝撃を与えてはいけません)

本体
1. 内側と外側にフタと同じように無塩油をまんべんなく薄く塗ります。
2. フタと同じように慣らしを行ってください。
3. 終わりましたらフタと同じように冷ましてください。
4. ガスコンロに再度かけ、暖めてから香りの強い野菜屑(ねぎ、玉ねぎなど)を炒める。(鉄臭さをなくします)
5. 3回野菜を炒めたら、古い油を丁寧にぬぐい、新しい油を薄く塗り、野菜なしで軽く熱し(弱火で3分)、自然に冷まします。

これで準備終了です。

ご使用後のお手入れ方法
本体を十分に冷ましてから下記のように手入れしてください。

1. 残った料理は別の容器に移してください。(本体で料理を保存しないでください。)

2. ペーパータオルで軽く汚れをふき取ってください。

3. 本体に水を満たし、フタをして加熱します。沸騰したらフタを取ってぬるま湯程度に冷まします。

4. 焦げ付きがある場合はお湯を張ったまま木へらで出取り除きます。

5. スポンジなどでやさしく丁寧に洗います。(金属たわしやスチールウールは使用しないでください。)

6. 洗い終えたら水洗いし、本体とフタを別々に火にかけて水気を飛ばします。(熱しすぎないでください。)


保管方法

オーブン内部に湿気がこもらないように(錆びないように)する為、内部に新聞紙などを詰め、フタと本体の間に割り箸などで隙間を作り空気が循環できるようにしてください。


 

※ダッチオーブンをご注文できるオンラインカタログはこちら


目次
第一章 シェラカップ

第二章 マグカップ

第三章 ご飯を炊く

第四章 ダッチオーブン