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大きさの割りには、重量を感じさせ、内部のものが数秒で噴射されると思うと、その噴射力のすさまじさを想像できます。

持ち運ぶのに苦になる重さではありません。
ホルスターから抜き取り、ストッパーをはずすまで数秒。
冷静であれば、好奇心で近づく若熊などは、十分撃退する余裕がありそうです。
もしクマに出会った時は、状況次第で忌避学習と思い、使用しようと思います。

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後継のクローカー12が発売されていますが、前室が短辺側にあり、デザインがより個性的なクローカー2の方を選びました。

設営は、前室部分のポールのはめ込みに若干手惑いましたが、15分程度で終わりました。

ベンチレーションは効果的に機能し、ほとんど無風の状態でもうっすら風が通ります。外気との気温差が著しければ結露はするかも知れませんが、5月に関東、平地での使用ではまったく問題ありませんでした。

僕は身長173cmですが、テント内で寝た場合、足先が幕体につく感じです。
しかしながら、内部空間は広い印象で二人でも使用できます。

とにかく幕体、ポール、ペグなどすべてが黒いテントですが、日が出ているうちは、適度に内部が明るく、夜間は周囲の照明など遮るので、キャンプ場での使用には、この黒一色という配色は悪くないと思います。

軽量ゆえ、幕体は比較的、薄い素材で作られておりますが、刃物で切ったりしなければ多少のストレスには十分耐えうると思います。

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エバニューのアルコールストーブをスタックできます。
僕はアルコールストーブ→チタンダブルマグ450→DUGのPOT1→プリムスのライテックケトルとスタックしており、クッカーはこれでかなり小さくまとめられました。

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設営撤収に関しては、他の方がおっしゃる通りで非常に簡単で短時間で済みます。

弱点として気になるのが、ふたつの大きなベンチレーションです。
蒸し暑い夏の気候では大いに便利な部分も、5月初旬の関東で使用した時には、テント内の暖気が保てなく、寒い思いをいたしました。
寒冷地でなくとも、厚手のシュラフあるいはシュラフカバーを装備した方が無難だと思います。

芝生サイトで雨に降られた時には素材が薄手なため、テント下部が浸水しました。
このような弱点を心得た上での使用ならば、簡単設営という利点だけでも大いに魅力のあるテントでしょう。