1965 |
14歳でボーイスカウトのプロジェクトの一環で、初めてパックを自作。 |
1970 |
サンバード社を設立。エクスターナルフレームパックを開発、製造を開始。 |
1977 |
グレゴリー・マウンテン・プロダクツ社設立。インターナルフレームパックを開発、製造を開始。下記のリストは、この年より数年の間にウエイン・グレゴリーが独自に考案、開発した事項です。
- 内側の全ての縫い代先端をナイロン製のバインディングテープで縫い合わせ、ナイロンの繊維のほつれ防止を、初めてパック縫製に採用。
- トップとパネルからのローティング(荷入れ)ができるパックを初めて開発。(パックモデル名:カシン)
- 完全防水生地Shelter-Rite® を初めてパックに使用。
- インターナルフレームパックのハーネスの付け根の位置を変えて、背面長を調節するシステムを初めて採用。
- パックのステイを各個人の背中の曲線に合わせて曲げることによる、フィッティングを考案。
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1978 |
グレゴリー社独特の、中央で縫い終わるセンターロッキング・バータックを開発し、最も強度のある継ぎ目に仕上げ、縫合部のほつれを防ぐ縫製方法を開発。
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1980 |
グレゴリー社が、予め背中の曲線に合った形に整えられたカーボンファイバー製ステイをパックに使用した初めての会社となる。このステイの採用が超軽量パックの開発の足がかりとなり、「スーパーライト」パック(1588g、84・)を発表。 |
1981 |
パック上部の雨ブタをウエストベルトとして使用できるように初めて開発。 |
1983 |
ショルダーハーネスとウエストベルトのサイズ交換が可能なパックを発表。ウエストベルトから縫い目を取り除き、フォームを最大に詰めたパッドを開発。 |
1990 |
ジェニシスシリーズを発表。カーボンファイバー製ウエストベルトパネルに取り付けられたカーボンファイバー製ステイとDupont
Hytrelの調節可能なショルダーハーネス(Auto-Canの前身)を採用。V字型コンプレッションストラップを採用。 |
1992 |
3層構造のFlo-Form®ウエストベルトを開発し、バックパッカー誌の編集者賞を受賞。テクニカルパックのロックロブスターとアルピニストの2モデルを発表。
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1993 |
Flo-Form®をショルダーハーネスとバックパネルに採用。エクスペディッションパックのデナリを発表。
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1995 |
ウエインは、トレールシリーズのエボリューションを開発し、エクスターナルフレームパックに革命を起こす。バックパッカー誌の編集者賞を受賞。
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1996 |
IMAX(アイマックス)のエベレスト登頂にて、オーダーメイドのグレゴリーパックが使用される。その際、150万ドルのIMAXカメラはグレゴリーのパックで安全に運ばれ、エベレスト登頂の成功はフィルムに納められる。
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2000 |
プロシリーズを発表し、バックパッカー誌の編集者賞、金賞を受賞。
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2002 |
アドベンチャーシリーズのパックにハイテク素材を使用し、1ポンド(約450g)の軽量化に成功。
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2003 |
超軽量生地30デニールのGファブリックと女性専用パックを発表。
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2004 |
柔軟性と荷重サポート力を追及し、新しいサスペンションシステム、Exo-Frameを開発。新シリーズ、オール・テレインシリーズに採用。140デニールDyneema®を使用し軽量パック、Zパックを開発。 |
2005 |
激しい動きでもバックパネルが背面にしっかりと安定し、かつより効率のよい荷重移動を可能にするためのWraptorスタビライザー開発。超軽量素材30デニールGファブリックの2倍の引き裂き強度のある70デニールGファブリック開発し、アンチグラビティーシリーズに採用。 |