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●渓流釣りとは | |
山奥の渓流に分け入って竿を出すのが渓流釣り。リールやウキなどは使わず、竿・糸・目印・ハリだけのシンプルな道具で渓流魚を釣り上げる「ミャク釣り」が一般的。釣り場では好き勝手に釣っていいというものではなく、ほとんどの河川は漁協の管理下に置かれている。各河川で定められたルール(体長制限、禁漁期間など)に従うこと。ポイントを変えながら上流へと釣り上がるのが基本だが、黙って先行者を追い越すのはマナー違反。渓流に棲むサケ科の魚たちは管理釣り場のそれとは違い、もともと警戒心が強い。ドカドカとむやみに川に立ち込んだりすると、魚を追い散らすことになるので注意。 |
入漁券とは | 遊漁券ともいう。現在の河川では渓流魚を放流して魚影の維持に努めているところがほとんど。漁協は放流をおこなうかわりに入漁料を徴収するシステムになっている。その日だけ使える日券と、期間内に何回でも使える年券とがある。入漁券は川沿いの釣具屋や雑貨屋などで販売されているが、早朝にはお店が開いてないこともあるので注意。日券は現場で監視員から購入すると割高になることが多い。 |
渓流釣りのターゲット |
■ヤマメ | ■アマゴ | ■イワナ | ||
パーマークと呼ばれる小判型の模様が銀白色の魚体に映える渓流の女王。静岡県以北の太平洋側や日本海側、北海道、九州などに分布。海へ下って大きくなったものが鱒ずしで有名なサクラマス。つまりヤマメはサクラマスが渓流に居残ったものだ。渓流でよく釣れるのは20cm前後。 | 中部、関西の太平洋側や瀬戸内海沿岸、四国、九州の一部に分布するのがアマゴ。ヤマメとそっくりだが体側に朱点があるのが特徴。海に下って大きくなったものはサツキマスと呼ばれる。 | 河川の最上流部に棲むのがイワナ。体側に散らばる薄い斑点が特徴だが、色など個体差が激しく分類が難しい魚。よく釣れるのは25cm前後。海に下って大きくなったものはアメマスと呼ばれ、北海道や東北などで見られる。 |
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