「転ばぬ先の杖」という言葉があって、最近はトレッキングポールなども、文字どおり転ばぬ先の杖となっています。痛みや疲労を感じる前から予防する、という意味ではバイオテックスは「転ばぬ先のサポートタイツ」と言えるでしょう。
従来、怪我の予後や防止のために、関節などを保護するサポーターや、テーピングの効果は知られていました。またふくらはぎを適度に締め付けると、疲労しにくかったり、エコノミー症候群の予防になる、などの説もあります。このようなサポーターやテーピングの効果を、さらに効果的にしたのが、バイオテックス“着るテーピング”です。
トレッキングなどで、特に下りで膝が安定しない、膝頭の筋肉が疲れる、登りでふくらはぎが疲れるなど、多くの方が経験されていると思います。加齢とともに筋肉の力が弱くなってくるのは、当然の現象です。膝頭や太ももの筋肉が弱くなってくると、下肢の踏ん張りが利かなくなってくるので、ついつい足をドスンと着くようになり、膝関節を痛めたり、膝が疲労してカクカクになり“膝が笑う”状態になります。
バイオテックスはこのようなトレッキングでの足の動き、下肢の動きを分析して、疲労を予防するために開発された、トレッキング専用のサポートタイツです。アイソトロピックという、縦、横、斜めの全方向にスチレッチする生地を使用し、適度なフィット感と運動追従性を実現しています。またクールマックスを使用しているので、汗をすばやく吸収し、発散させて、いつもサラっとした状態をキープします。
極度の締め付けがないので、履いている時はそれ程の締め付け感はありませんが、一日行動した後でバイオテックスを脱いで階段を登ると、とたんに膝がカクッとなるのを感じます。履いている間中、いかに膝をサポートしていたのかが良く解ります。疲労する前から予防することにより、疲労が無いとは言いませんが、明らかに疲労が軽減されるのが、実感できると思います。腰痛などの予防にも役立つため、立ち仕事の方にも向いています。白のバイオテックスは、お遍路さんはもちろん、医療機関で働く看護師のためにも開発されました。