キャンプに行こうと決めた時、もう既にあなたの楽しいキャンピングタイムは始まっているのです。キャンプに限らず、あらゆるレジャーはこの計画段階がとっても楽しい一時なんですね。
この段階でいっしょに行く仲間や家族とコミュニケーションを十分に楽しみ、まずはイマジネーションの世界で楽しいキャンプタイムを楽しんでください。 また、ここで立てる計画の善し悪しであなたのキャンプタイムは、更に楽しいものにも人生最悪のものにもなってしまうということを頭の隅っこに置いときつつ次に進みましょう。
キャンプの計画
1. 誰と行くのか
誰と行くのか。これが決まれば大方のキャンプのスタイルが決定してしまいます。メンバーにキャンプに不慣れな女性とかがいる場合はやはり、トイレの問題などで行ける場所が限定されます。また、このメンバーの嗜好によって行く場所が相当左右されます。
2. 目的の決定
一言にキャンプと行ってもひとそれぞれの楽しみ方が有ります。特に目的を持たず、大自然の中でただただボーッと過ごすのもよし、野外料理に凝ってみるのもよし、釣りを楽しんだりカヌーで川下りをしたりMTBで野山を駆け回ったり、アウトドアの楽しみ方は山ほど有ります。
でも、同じ趣味のメンバーで行ったほうがずっと楽しいのはいうまでも有りませんね。
3. 日時の決定
なかなか休みが取りにくかったする日本のお父さんですが、キャンプへ行くと決めたらスパッと休みを取りましょう。だって、もし身内に不幸があったりしたら3日くらいは休むでしょ?不幸で3日休むなら幸福のために3日休んだほうが人生有意義だと思いません? ということで、ここは2泊くらいの計画を立てちゃいましょう。
また、現地到着は明るい時間帯にしましょう。初心者が暗闇の中でテントを設営するのは至難の技です。
4. キャンプ地の決定
さて、キャンプに行くメンバーや日時が決定したらいよいよキャンプ場の選定です。前にも述べましたが、メンバーの中にキャンプに不慣れな女性なんかがいる場合、いきなりサバイバルキャンプなんて無謀です。今後2度とキャンプに誘っても来てくれなくなる可能性大です。やはり最初は、トイレやシャワー設備が完備されたオートキャンプ場とかが無難です。
最近はアウトドア雑誌なんかでキャンプ場の紹介記事なんかもあったりするのでそれらを参考にするのもいいでしょう。
また、せっかくインターネットを使ってるなら全国のキャンプの達人達が集めたキャンプ場情報を参考にするのもいいですね。やはり実際に使用してのレポートですから臨場感が有ります。
そんなこともあろうかと、ナチュラムには「キャンプ場@naturum」というとっても便利な物があるので、これでじっくりキャンプ場を品定めしてください。クーポンを発行するキャンプ場もあります。また、シーズン中はどこのキャンプ場も混み合うので予約を忘れずにね。
5. ルートの確認
キャンプ場が決まったらルートを確認しておきましょう。現地で迷って着いたら夜だったというのはよく有る話です。
真っ暗な中でテントの設営をしようと試みたが結局できず、その日は車の中で寝た、なんて事にならないように・・・。
準備
1. チェックリストで荷物を確認
キャンプの計画がきましたか?もうすっかりあなたの心はキャンプ場に行っちゃってますね。
あとは持って行く荷物を準備するだけです。でもこれってすごく重要なんです。ちょっと歩けばコンビニがある都会と違い、キャンプ場では現地調達は困難です。くれぐれも忘れ物の無いように!
キャンピング・チェックリストを用意いたしましたので、これで荷物をチェックしましょう。
2. 荷物の積み込み
荷物のチェックが終わったらいよいよ出発に備えて積み込みです。オートキャンプでは、なにかと細々とした荷物が多くて整理しにくいですが、それらをキチンと整理して運搬するためのコンテナケースなども多く出まわっていますので、それらを使うことをお薦めします。
また、現地に着いたらまずテント・タ−プの設営などを行いますのでそれらを取り出しやすい場所に積んでおくと作業がスムーズです。ここまで出来ればあとは出発を待つばかりです。
あ、そうそう、天気予報も忘れずチェックしときましょうね。
目次
第一章 キャンプヘ行こう(計画編)
第二章 これだけは守ろう!(キャンプ場でのマナー)
第三章 テント編
第四章 タ−プ編
第五章 シュラフ&マット編
第六章 テーブル&チェア編
第七章 灯器編(ランタン等)
第八章 火器編(ストーブ等)
第九章 キャンピング・チェックリスト
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