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キャンピング入門 〜第八章 火器編(ストーブ等)〜

最近、キャンプ場では直火禁止のところが非常に多くなっております。ですから、ストーブ(バーナー)も無くてはならない存在になりました。ほんの数年前まではコールマンのガソリン式ツーバーナーが全盛でしたが、最近は、取り扱いが容易で性能もガソリン式に遜色ない、ガスカートリッジ式の製品が多く登場してきて人気があります。

1.ガスカートリッジ式  
 専用のガスカートリッジを使うタイプのランタン。カートリッジを取りつけてツマミを回すだけで点火して使い始められるので、超お手軽です。使い終わった後も特に何も手入れなど必要ない。使いさしのカートリッジは次回のキャンプに持っていけば、途中から問題無く使えます。初心者にはもちろん、お奨めですが、キャンプ上級者にもこの手軽さが受けています。
   
2.ガソリン式  
 バーナーと言えば、コールマンのガソリン式バーナーが有名です。なんと言ってもハイパワーで長時間の利用にもパワーが落ちないのが特徴です。ただし、使用前のポンピング作業や使用後のガソリン抜きなどガスカートリッジ式よりも多少手間がかかります。でも、慣れればそれもなかなか味があり、長い間活躍してくれるでしょう。
   
3.シングルバーナー&ツーバーナー  
 バックパッカーやツーリング、登山など、持てる荷物に限りがあり、できるだけ軽量コンパクトにしたいなら、シングルバーナー。オートキャンプなどある程度の荷物は持っていけるのならツーバーナーがお奨めです。
 
4.BBQコンロ  
野外料理の定番中の定番と言えば、バーベキュー。BBQコンロも人数や用途に合わせてさまざまなタイプがあります。脚がついて、イスに座ったままBBQが楽しめるハイスタンドタイプがお奨めです。


ワンポイントアドバイス

バーナーを選ぶときのポイントはランタンの時とほぼ同じです。ランタンなどの他の火器類と燃料方式を統一することです。例えば同じメーカーのガスカートリッジ式のバーナーとランタンを使用すれば、ガスカートリッジを共用できるので、効率的です。同じようにすべてガソリン式で統一しておけば、必要なガソリンを1本持っていけばOKです。
最近は、ガスカートリッジ式の製品もガソリン式に負けない性能になってきましたので、他にガソリン式の火器類がないのであれば、ガスカートリッジ式をお勧めします。


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目次
第一章 キャンプヘ行こう(計画編)

第二章 これだけは守ろう!(キャンプ場でのマナー)

第三章 テント編

第四章 タ−プ編

第五章 シュラフ&マット編

第六章 テーブル&チェア編

第七章 灯器編(ランタン等)

第八章 火器編(ストーブ等)

第九章 キャンピング・チェックリスト